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運賃無料配車・運行サービス、勝算は ノモック吉田社長「ターゲティング広告に自信」

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 ディスプレーには、同社オリジナルの映像コンテンツや、企業のイメージCMなどのビジュアル性の高い映像のほか、商品やレストランの紹介、バナー広告などを流す。

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 大型看板を載せて走る広告トラックは、不特定多数の目を引くことができる。だが、ファン層に狙いを絞ったアニメやファッションブランドのジャック広告にみられるように、「トレンドはターゲティング広告に移っており、一人の乗客への(実際の行動データに基づいた)リアルターゲティングの効果をスポンサーはよく理解している」と吉田氏は話す。

 事前に利用者情報を入力したアプリで配車を依頼し、乗降実績を積むことで、行動パターンに基づいた商品やファッション、飲食店の広告が発信される。企業は利用者データを商品開発やサービスに生かすメリットがあり、「既に企業や大手広告代理店から引き合いがある」(同)。

 運転手確保と運行は

 ノモックには、タクシーの運行管理や運賃システム開発の経験があるタクシー会社の元役員が参画している。福岡・天神での実証実験では10台の車両を24時間運行し、延べ8万4800人を運ぶ計画。実証実験を通じて必要な車両台数や稼働時間を割り出し、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年には東京、大阪で車両台数2000台を目指す。

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  • 後部座席に設置され、映像コンテンツを映し出すディスプレーのイメージ

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