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【木下隆之のクルマ三昧】日本の交通事情が変わる!? 「先行車発進告知」機能の凄さ

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 新車発表の席では必ず、新しい安全運転機能がアナウンスされる。とてもありがたい装備が怒涛の勢いで登場してくる。

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◆後続車両も大助かり

 「夜間でも歩行者や自転車が認識します」

 「自動でロービームにしますよ」

 「走行車線も判断できます」

 「ロードサインも認識できます」

 追従機能やレーンキープアシストはもはや当たり前で、最近では比較的安価なシステムでも、夜間の自転車や歩行者をも認識するという。路肩の標識を読み込んで、「ここは50km/h制限ですよ」なんて警告してくれたりもする。予防安全技術は日々進化しているのである。

 そんな中、僕がもっとも歓迎したいのは「先行車発進告知機能」である。トヨタがそう呼ぶそれは、他のメーカーは一般的に「先行車発進お知らせ機能」となる。

 つまり、信号待ち等で停車中、うっかり先行車が発進したのに気づかず、スタートが遅れることがある。その時、赤外線レーザーが先行車の発進を検知、ブザーやチャイムで知らせてくれるのである。 「前があいていますから発進してください」というわけだ。

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