AIで省力化、電力料金を安価に 業界の常識に一石、パネイルのクラウド型基幹システム
更新そんななかで名越達彦社長は東京ビッグサイトで開かれていた電力自由化をテーマにした専門展示会で、あるITベンダーが開発した電力会社向けの電力流通支援システムを目にした。
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「拡張性に乏しく、導入コストも数億円。新規参入者には高すぎる。だったら自分たちで安価でもっと使いやすいシステムを作れないか」。そう考えた名越社長は15年夏、わずか1年足らずでパネイルクラウドを完成させた。
パネイルクラウドは、さらに進化を目指す。データ入力など定型作業を自動化するソフトウエア・ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)を取り入れた情報処理システム「電力流通RPAソリューション」を確立。東京電力エナジーパートナーと共同出資した電力小売り会社のPinT(東京都千代田区)に納入した。
6月25日には、複数のベンチャーキャピタル(VC)やベンチャーファンドから総額19億3000万円の資金調達を実施。パネイルクラウドのさらなる機能強化に取り組む方針だ。
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【会社概要】パネイル
▽本社=東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエアウエストタワー19階
▽設立=2012年12月
▽資本金=31億2463万円(資本準備金を含む)
▽従業員=80人
▽事業内容=クラウド電力サービス「パネイルクラウド」の開発、販売
