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キーワードは体験共有 「トキ消費」のびしょぬれイベント、夜のプールで盛り上がれ!

 関西のホテルやテーマパークで繰り広げられている夏のイベント。今年のキーワードは「体験共有」だ。同じ趣味や好みを持った人たちと一緒に盛り上がることだ。買い物や出来事を楽しむ、これまでの「モノ消費」「コト消費」ではない。ハロウィンの日に知らぬ者同士が仮装して繁華街に集まったり、甲子園球場のライトスタンドでとなりの席の客と「六甲おろし」を歌ったりするのと同じで、その場、その時でしか味わえない「トキ消費」として注目されている。(田村慶子)

 一緒に手を挙げ

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)では6月30日、夏のイベントがスタート。今年のテーマは「ヘンザップ」=hands up。さまざまなイベントを通して、大量の水や雪でびしょぬれになる夏の恒例行事だが、今年は水、雪の量を増やすとともに、来場客に「ヘンザップ」と呼びかけ手を挙げてもらう“新ルール”を掲げた。

 「一緒に手を挙げ、心を解放して気持ちをひとつにしてもらう。同じ時を共有する体験型イベント」と担当者はアピールする。

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