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ベネクスのリカバリーウエア、70万着突破 独、中国に続きアジア展開加速

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ベネクスのリカバリーウエア、70万着突破 独、中国に続きアジア展開加速

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 本格的に発売するにはエビデンス(科学的根拠)の立証は欠かせないと、09年に東海大学、神奈川県との産学公連携事業で「休養時専用リカバリーウエア」の開発にこぎ着けた。

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 競泳代表選手ら愛用

 転機は、13年にドイツで開かれた世界最大のスポーツ用品見本市「ISPO(イスポ)」だった。無謀にも商品コンテストに応募したところ、疲労回復のコンセプトと実績が評価され、いきなり日本企業初の金賞受賞の快挙を成し遂げた。翌年同大会に出展すると、前評判を聞きつけた欧州企業約20社から契約打診を受け、注目を集めた。ドイツは「スポーツ大国で消費者は世界一うたぐり深い」と称される難しい市場だけに、「最初の海外展開に選んだ効果は大きかった」と振り返る。ドイツのボーフム大学との効果を示すデータ集積も奏功し、15年に本格販売した。

 ドイツの競泳チームでは、マルコ・コッホ選手が愛用し、実績を上げていたのに着目。16年のリオデジャネイロ五輪に出場する水泳ドイツ代表選手の休養時ウエアに公式採用された。ドイツナショナルトレーニングセンターともリカバリーサポート契約を結び、好循環モデルを築いた。17年には中国・上海市の旗艦店に続き、ドイツのマンハイムに欧州初の直営店を開業した。「今後はアジア展開を加速する」考えだ。

 中村社長は、「研究開発に終わりはない」が信条だけに、東海大、順天堂大など14の国内外の研究機関と、筋肉疲労の変化や免疫実験など裏付けの探求に余念がない。「パフォーマンスを上げるための3大要素のうち、運動と栄養は差別化しづらいが、『休養』」は最後に残されたフィールドで、研究の余地がある」と技術を磨く考えだ。

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【会社概要】ベネクス

 ▽本社=神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階

 ▽設立=2005年9月

 ▽資本金=1000万円

 ▽事業内容=衣料品開発、製造、卸、販売

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