地域の枠超えた企業連携を「フェア」で後押し 城南信用金庫・渡辺理事長に聞く
更新--フェア開催の目的には被災地支援がある
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「もともと東日本大震災からの復興へ、信金は何ができるかを問う目的で企画した。当金庫も東北被災地への寄付を行ってきたが、現地では『復興には寄付金よりも仕事が必要だ』との声が多く聞かれた。被災地の商品やサービスを知ってもらう、売れる仕組みを作る必要性を痛感した。その後、熊本地震など大型災害が発生したことから、全国的な連携をイメージできるプロジェクトを展開することにした。商談と直結した企業交流会を柱としながら、プロジェクトを通じて地域の有機的な連携の必要性を強調したい」
--信金と中小企業の関係はどう変わっていくのか
「顧客企業を元気にし、資金需要を作り出す工夫をしていく必要がある。中小企業は景気回復の恩恵を受けているとはいいがたい。米中の貿易摩擦や資源高、為替動向、人手不足など懸念材料も多い。同業種間で連携し、製品やサービスの付加価値を高めるといった取り組みも不可欠だろう。信金は狭域の金融機関で競合が少ないのだから、積極的に連携し日本を元気にする取り組みに参画してほしい」
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【プロフィル】渡辺泰志
わたなべ・やすし 横浜市立大商卒。1983年城南信用金庫に入庫。2004年理事、08年常務理事。17年6月から理事長。59歳。東京都出身。
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【金庫概要】城南信用金庫
▽本店=東京都品川区西五反田7-2-3
▽設立=1945年8月
▽総資産=3兆8553億円(2018年3月末現在)
▽従業員数=2108人
▽店舗数=85店
▽営業地域=東京都全域、神奈川県川崎市、横浜市、相模原市、大和市、厚木市など
