SankeiBiz for mobile

スピルリナ、将来のタンパク不足救世主に 食品開発のタベルモ、ブルネイで量産化

記事詳細

スピルリナ、将来のタンパク不足救世主に 食品開発のタベルモ、ブルネイで量産化

更新

 他社は屋外プール方式で鳥の侵入や雨水の混入もあるため、熱処理による殺菌工程が必要だが「工夫次第では加熱工程がいらなくなる」と発想を変えた。

<< 下に続く >>

 そこで培養システムとして、透明フィルムでカバーした閉鎖式のフォトバイオリアクター(PBR)を独自開発した。藻は光合成だけで増殖するため日照量は必要だが、「夏場は光が当たりすぎても藻は弱りかねない。フィルムで保護すれば異物の混入を防ぎ、強すぎる光を分散できる」と利点を強調する。

 今年5月の増資で、第2の創業にかじを切った。藻生産には豊富な太陽光が必要で、赤道直下に近いブルネイは有望だった。三菱商事は1970年代からブルネイの液化天然ガス(LNG)開発事業に参画。産業多角化と雇用創出を目指すブルネイ政府のニーズに応え、藻から食品添加物などの原料になる「アスタキサンチン」の生産事業にも参画してきた。スピルリナの新工場は、既存施設の有効活用にもつながることから、ブルネイに建設が決まった。今年度中の着工を目指す。

【会社概要】タベルモ

 ▽本社=川崎市高津区坂戸3-2-1 かながわサイエンスパーク東棟511

 ▽設立=2014年7月25日

 ▽事業内容=スピルリナの生産・販売、「タベルモ」(生スピルリナ)の販売・普及促進・技術開発

ランキング

Facebook Messanger登録

あなたに合わせたニュースを毎日お届け

Facebook Messangerを登録した時のイメージ画像です