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通販ケフィアの破綻余波 会員3万人超が被害 「農園」は出資勧誘否定、事業継続に意欲
ケフィア事業振興会は「柿」や「ヨーグルト」などの食品オーナーになると半年で10%の利息を払う「オーナー制度」などを展開していた。
◆消費者庁「消費者に相当なリスクある場合も」
「オーナー制度」は1口5万円で、100万円未満の債権者が1万6684人(構成比50.0%)と半数を占めた。このうち、10万円以上20万円未満が4062人と最も多く、2口以上重ねて出資している会員が多かった実態がうかがえる。
出資法の上限金利の年利20%を念頭においたと思える半年10%の利息の「オーナー制度」だが、軽い気持ちで契約数を増やした高齢の会員も多かったとみられる。消費者庁は、「非常に有利な条件での取引は、消費者にとって相当程度のリスクがある場合がある」と指摘している。
今後、破産管財人が会員から集めた資金の流れや負債の実態を解明していく。
かぶちゃん農園は事業継続に意欲をみせており、破産管財人やケフィアグループ被害対策弁護団は、破産したグループ会社の多くで代表を務めている鏑木秀彌氏や、息子の鏑木武弥氏が経営する企業への責任を追及していくとみられる。
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