京セラ、太陽光パネル原料511億円損失 米企業との契約見直し
更新太陽光パネル京セラは28日、太陽光パネルの原材料調達をめぐる米企業との契約見直しに伴い511億円の損失を計上すると発表した。2019年3月期の連結純利益の予想は、従来の1340億円から955億円に下方修正した。
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京セラは太陽光パネル事業が好調だった05年から08年にかけて、原材料のポリシリコンを一定価格で長期購入する契約を結んだが、その後に市場価格が下落し、契約価格が割高となっていた。このため京セラが既に支払った前渡し金を放棄するとともに、和解金を支払うなどし、米企業との契約関係を事実上解消することで28日合意した。