メーカー

昭和電工が新中計、事業育成に注力

 昭和電工は11日、来年1月から3カ年の新中期経営計画を発表した。3カ年累計で、連結売上高を現行計画(見通し)比40%増の3兆4000億円、営業利益は同66%増の4800億円に拡大する。新中計では既存事業の強化に加え、新規事業の育成にも力を注ぐ方針。このため現行計画で1500億円の投資額を4000億円に増額し、うち1500億円をM&A(企業の合併・買収)枠として設定した。研究開発費用を3割増やし、グローバル研究開発拠点を横浜市に設けることも打ち出した。同日会見した森川宏平社長は新中計について「期待の持てる将来を示す」と強調した。

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング