東武鉄道、未来への期待感生む取り組み
--東武鬼怒川線のSL「大樹」が話題です
鬼怒川線は、栃木県内の野岩鉄道、福島県の会津鉄道とつながっていて、観光客は湯西川温泉や大内宿、会津若松へと足を延ばすことができます。当社沿線の活性化はもちろん、東日本大震災の震災地復興のお役に立ちたいと、17年8月から下今市-鬼怒川温泉間で、週末を中心に1日3往復運行しています。SL復活に当たっては、趣旨に賛同いただいた全国8社の鉄道事業者から、車両などを寄与、譲渡してもらったほか、検修員や乗務員の養成でも大変お世話になりました。一地域の取り組みながら、この協力態勢のおかげで、全国メディアや各社の地元紙でも取り上げられ、話題になりました。
--広報体制は
メンバーは28人。報道、刊行物、CS(顧客満足)・広聴、環境の4チームがあり、お客さまセンターを加えると総勢42人体制です。報道は、国土交通省や沿線自治体の記者クラブとの関係構築に努めています。社員の仕事への思いを“見える化”し、当社ヘの理解を深めてもらおうと始めたCSのポスターシリーズ「人のために、ひとつひとつ。東武鉄道」は、22作目を数えました。過去のポスターは全て当社HPで見ることができ、「キャッチコピーを読んで元気が出ました」と喜んでもらうなど、社員の励みになっています。
--課題は
今年、創業121年目を迎えました。地域社会と歩み、これからの100年も評価されるには、東武グループとして何ができるか。鉄道を軸に発展してきた当社には、社会に貢献したいとの思いがあります。広報部門も、こうした企業姿勢を分かりやすく打ち出し、未来の東武鉄道への期待をつないでいきたいと考えています。(エフシージー総合研究所 山本ヒロ子)=随時掲載
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【プロフィル】高月京子
たかつき・きょうこ 1994年武蔵大人文卒、東武鉄道入社。総合企画室、東武ホテル出向、総務部広報センター(現広報部)、社長秘書などを経て、2013年広報部課長、18年1月から現職。