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アサヒ、欧州ワイン40品目を値下げ 来年3月から 日欧EPA発効に伴い
アサヒビールは26日、欧州連合(EU)産のワイン40品目を来年3月1日の出荷分から値下げすると発表した。日本とEUの経済連携協定(EPA)が2月に発効し、ワイン関税が即時撤廃されるのに伴い、参考小売価格を平均約10%引き下げる。
今回、値下げする主なブランドはイタリア産「ガンチア」、スペイン産「フェリックス・ソリス」、フランス製「レミー・パニエ」など。税別参考小売価格で現在650~2500円のワインが、値下げ後は580~2200円となる。
アサヒビールが取り扱うEU産ワインは全部で360品目あるが、輸送コストなどを考慮して値下げは40品目に限られる。
日欧EPA発効により、現在750ミリリットルのスパークリングワインで約136円が課せられている輸入関税が撤廃になる。
イオンも欧州産ワインを最大1割程度値下げする方針で、値下げの動きが今後、広がりそうだ。