中小企業
ゴルフバックに西陣織を活用 手作りの良さと日本らしさで活路見いだす企業
小山代表は、家業が縫製工場だったが、生産拠点の海外シフトが進むなかで「ゴルフが趣味だった父から、これからはゴルフがもっとポピュラーな存在になる」と言われたのを機に、1967年の高校卒業後、親戚が経営するゴルフバッグ工場へ就職。そこで生地の選び方や裁断、縫製などバッグづくりのノウハウを学ぶ。77年7月、のれん分けの形で小山ゴルフバック製作所を創業した。
70年代後半から80年代にかけて経済成長とともに、いわゆる「接待ゴルフ」にいそしむビジネスマンも多く、当時はどんなバッグでも作れば売れる良い時代。当時はゴルフバッグを手掛ける会社が国内に約120社あったという。
ただ、良い時代も長くは続かず、バブル崩壊とともに接待ゴルフが下火となったことで、ゴルフ人口も大きく減少した。いまでもゴルフバッグを作っているところは「恐らく数軒しかない」(小山代表)。小山代表は、い草を使ったゴルフバッグなども考えているという。「ここで働く従業員はみんなものづくりが大好き。これからも良いバッグを作って、ゴルフを盛り上げたい」と話している。
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【会社概要】小山ゴルフバック製作所
▽本社=さいたま市南区大谷口5507
▽設立=1977年7月
▽資本金=500万円
▽従業員=7人
▽事業内容=ゴルフバッグの製造販売