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【ネクタイをしめたレジェンド(2)】キャリア生かしてビジネス創出 朝原宣治さん、元陸上選手

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【ネクタイをしめたレジェンド(2)】キャリア生かしてビジネス創出 朝原宣治さん、元陸上選手

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 --会社員である以上、達成目標や数字に縛られることも多いと思いますが

<< 下に続く >>

 朝原 数字を出さなければならないという意味では、現役時代の方がむしろシビアでしたね。失敗すれば選手生命が終わるし、結果を出すための期限も決まっていた。ただ、最近のエネルギー業界はガスや電気の小売り全面自由化で競争が激しくなっている。大ガスも海外への投資額を増やしていますが、新たな価値を創造し、収益源を多角化していかなければ生き残れません。僕は社会貢献活動をする部署にいますが、もっと戦略的に動いていく必要があるのかなと思っています。活動を直接売り上げにつなげるのは難しい側面もありますが、大ガスのブランド力を高めるような仕事に真剣に取り組んでいきたいと考えています。

     

【プロフィル】朝原宣治(あさはら・のぶはる) 昭和47年6月21日、神戸市生まれ。同志社大在学中に国体で陸上男子100メートルの日本記録(当時)を樹立し、大阪ガスに入社。36歳で迎えた2008年北京五輪男子400メートルリレーではアンカーを務め、銀メダルを獲得。昨年は世界マスターズ陸上の400メートルリレーで優勝した。妻は元アーティスティックスイミング選手の奥野史子さん。

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