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パイオニア、統一闘争離脱 経営不振で困難と判断

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パイオニア、統一闘争離脱 経営不振で困難と判断

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 経営不振のパイオニアの労働組合が、平成31年春闘で電機メーカーの各労組でつくる電機連合の「統一闘争」から離脱する見通しとなったことが24日、分かった。パイオニアは香港の投資ファンドの完全子会社となって再建を進める計画。賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)の統一要求に足並みをそろえるのは困難だと判断したとみられる。

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 電機連合の野中孝泰中央執行委員長が記者団に明らかにした。電機連合は25日まで2日間の日程で中央委員会を横浜市で開き、月額3千円以上のベアを統一要求することを正式決定する方針だ。

 一方、パイオニアは25日に臨時株主総会を開催する予定で、香港のファンド「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア」の完全子会社化に関する議案の承認を求める。

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