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パナは高精細、キヤノン軽量化 プロ向けミラーレス発売へ

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 パナソニックとキヤノンは14日、写真愛好者やプロを中心に人気のミラーレス一眼カメラの新製品をそれぞれ3月に発売すると発表した。「フルサイズ」と呼ばれる大型の画像センサーを搭載し、高画質の写真を撮影できるのが特長。パナソニックは最新のデジタル技術を使ったプロ仕様の高級モデルを、キヤノンは従来機種より小型化した軽量モデルを投入する。

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 パナソニックが「ルミックス」ブランドで3月23日に発売する「DC-S1R」など2機種は、同社としては初めてフルサイズのセンサーを備え、高精細で立体感のある画質を追求した。市場想定価格はレンズ別売りのモデルで34万円前後から。

 東京都内で開いた発表会で、同社の渕上英巳執行役員は「プロが使えるカメラに仕上がった。さまざまな場面で撮影してほしい」と語った。

 キヤノンが3月中旬に発売する「EOS RP」は、高画質での撮影を手軽に楽しみたいというニーズに対応。昨年発売した高級ミラーレスより小型化し、重さも485グラムと自社のフルサイズセンサー搭載モデルで最軽量を実現した。持ち運びしやすいコンパクトさをアピールし、ソニーやニコンなどに対抗する。参考価格は17万3340円で、レンズは別売り。

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  • キヤノンが発売するフルサイズのミラーレス一眼カメラ「EOSRP」

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