IT

空飛ぶ携帯基地局を発表 ソフトバンクとグーグル

 ソフトバンクは25日、米IT大手グーグルの親会社アルファベットと提携し、空飛ぶ携帯電話基地局の実現に乗り出すと発表した。飛行機に基地局を載せ、成層圏から電波を発信。大量のデータを高速でやりとりできる第5世代(5G)移動通信システムの本格導入を控え、投資額を抑えて広大な通信エリアの構築を目指す。

 ソフトバンクは東京都内で記者会見し、詳細な事業計画を説明。ソフトバンクに加え、アルファベット傘下の戦略事業会社ルーンの幹部が出席。両社は飛行機や気球に基地局を載せ、電波を送る研究に取り組んできた。

 5G通信は車の自動運転など幅広い分野での活用により、次世代の産業や生活に欠かせない技術になることが確実視されている。

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