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「UFO目撃なら報告を」 米海軍が新指針を作成

 米CNNテレビは24日、米海軍が未確認飛行物体(UFO)を目撃したパイロットらに向け、報告の手順などをまとめた新たなガイドラインを作成していると伝えた。近年、正体不明の飛行物体の目撃が相次いでいるためで、海軍は目撃情報を収集して調査に乗り出す。

 米海軍はメディアの取材に対し、これまでに米国の領空内を宇宙人が飛行したことがあるとは考えていないとした一方、「軍の航空にとって安全上の問題を引き起こす可能性がある。安全上の懸念から、これらの報告を深刻に受け止め、調査する」と返答した。

 新ガイドラインで、原因不明の領空侵入や説明できない現象を目撃した場合にどのように報告するかといった手順を定め、正式な記録として保管する。

 米メディアによると、米国防総省は2007年からUFOの目撃情報の調査を秘密裏に実施し、12年までに2200万ドル(約24億7千万円)を投入したという。その後も同省で調査が続いているとみられる。(共同)

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