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改元後初の運試し 近鉄百貨店で「1万円くじ」に一喜一憂

 日本一の超高層ビル、あべのハルカス(大阪市阿倍野区)に入る近鉄百貨店本店は1日、令和への改元を祝う「改元記念1万円くじ」を販売した。最高で5万5555円、最低でも1万500円と購入金額(1万円)以上の百貨店ギフトカードが必ず当たる企画で、改元後の運試しをしようという客でにぎわった。

 毎年初売りで同様のくじ引きを行っており、今回は改元を祝おうと企画した。ギフトカードには「令和」の文字が記されている。

 先着500人に対し、開店4時間前の午前6時ごろから整理券を求める列ができた。くじ引き会場では、結果に一喜一憂する来店客らの歓声が響いた。

 2等の2万5千円分ギフトカードが当たった同区の主婦、西口絹子さん(65)は「令和早々に幸先がいい。孫にプレゼントを買ってあげたい」と喜んだ。

 4等の1万500円分ギフトカードとなった大阪府藤井寺市の主婦、田中勝子さん(73)は「令和の記念ということでくじを引きにきた。あまり欲を出すとうまくはいかないもの」と話した。

 同店は約3千個の福袋を準備するなど、改元の関連商戦の盛り上げを図っている。担当者は「記念すべき日の買い物を楽しんでほしい」と話した。

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