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京都部品企業に米中摩擦影響 「5G」など見据え設備投資活発化
先の読めない米中摩擦の影響を回避するため、同社は差別化を図る新規商品の開発を進めてきた。
EV向けの新モーターに中国から強い引き合いがあるほか、本体から飛び出す「ポップアップカメラ」と呼ばれるスマホの動力部品の中国、韓国企業への納入が決まった。新製品を中心に、設備投資額は前年度より300億円多い1500億円を投じる考え。
吉本社長は「再び成長に向けて攻めていきたい。新製品の勢いを借りて、過去最高を更新したい」と話している。