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大塚家具「20年4月期は黒字転換」 中国売上高、3年後150億円規模に

 大塚家具は15日、2020年4月期の通期の業績予想と事業計画を公表した。業績予想では16年12月期に営業損益、最終損益ともに赤字に転落して以来、4年ぶりに黒字転換するとした。事業計画では、中国での売上高が3年後には150億円規模になり、売上高の3分の1を占めるとの見通しを示した。

 20年4月期の売上高は442億円、営業損益が1億円の黒字、最終損益は2500万円の黒字を予想する。決算期の変更で、今期は19年1月から20年4月までの16カ月決算になる。

 事業計画によると、店舗閉鎖などの在庫処分セールで悪化した店舗粗利率は、セールの抑制、高級ブランド専門店の出店や東京都内3店舗の売り場の改装などで向上するという。大塚久美子社長は「主要課題は6つあるがいずれも強力な提携先とスピード感を持って取り組みを進めている」として、計画達成に自信を見せる。

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