ハザードマップ
スポンサーつかず事業継続断念 大和産業/服田ホールディングス
しかし、大型商業施設への出店による高額な賃料が負担となり、主力の美容事業の業績が悪化。不採算店舗を閉鎖し、中古車販売事業を主軸とした業態変更を目指した。今年1月以降、スポンサーを募り再建を模索したが、支援スキームの合意に至らず、今回の措置となった。
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【会社概要】大和産業
▽本社=堺市堺区
▽設立=1975年6月
▽資本金=1億円
▽負債額=約23億円
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【会社概要】服田ホールディングス
▽本社=東京都渋谷区
▽設立=2008年2月
▽資本金=3300万円
▽負債額=2億7446万円
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〈チェックポイント〉
大和産業と服田ホールディングスは、スポンサーを模索していたが合意に至らなかった。企業再生の現場では、倒産回避のためにスポンサーを見つけ、支援を取りつけられるかがポイントの一つだ。スポンサーの存在が大きな信用補完となるからだ。だが、支援企業も、対象先の厳しいデューデリジェンス(資産査定)を行う。リスクに見合うリターンが得られるのか、資金を出す方も真剣で有形無形の企業価値を洗い出す。こうした交渉は通常、水面下で行われる。だが、結果的に条件が折り合わず、2社のように破綻という形で表面化するケースも多い。一筋縄ではいかない企業再生の一端を示している。(東京商工リサーチ常務情報本部長 友田信男)