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小田急、SBドライブ、江ノ島で自動運転実験 右折を確認、自動停止

 小田急電鉄とソフトバンク系のSBドライブ(東京)などは21日、藤沢市の江の島周辺公道では昨年に続いて2度目となる自動運転バスの実証実験を行った。初めて右折確認を行うなど、より実際の運転環境に近い実験をすることが狙い。両社は来年の実用化を目指して実験を進める。

 今回の実験は、交差点の信号に設置したセンサーを活用し、自動で対向車を検知して停車したり、右折したりした。また、走行中の車内を歩く人や、離席する人を車内カメラで確認すると、人工知能(AI)が自動でアラートを鳴らして停車するといった機能を確認した。

 SBドライブの佐治友基(さじ・ゆうき)社長は「車内のカメラを人間が見ていても人手不足の解消にならない」と指摘。AIの画像認識技術により、車内で転倒する人を防ぐことの意義を強調した。

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