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石川、渋野効果でゴルフ界再び活気 さまざまな経済波及効果も

 盛り上がりの要因に

 近年、日本のゴルフ業界は衰退傾向にあるといわれている。「レジャー白書2018」(日本生産性本部)によると、17年のプレー人口は670万人。16年の550万人より増加したが、15年の760万人には及ばない。寂しいが、全盛時の半分に満たない数字である。

 日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長は「練習場に通う人も含めると750万人くらいはいる。あとはスターが出てくるなど、きっかけさえあれば…」としていたが今、そんな衰退ムードを上昇カーブに変えそうなのが石川の“復活”であり、そして新星・渋野という存在である。

 渋野の場合、着ているウエアや使用クラブの問い合わせがメーカーに殺到、ラウンド中に食べていたお菓子が一時ネット上で売り切れになるなどさまざまな経済波及効果があった。そしてゴルフスクールには、子供を持つ親御さんたちの問い合わせも増えたと聞いた。かつて石川のときも同じ現象があった。

 石川は言った。

 「渋野さんが全英を制したというのはゴルフ界にとって大ニュース。刺激になりますね。これをゴルフ界全体の盛り上がりのきっかけにしたい」

 男子は米ツアーとの共催「ZOZOチャンピオンシップ」(10月24日開幕、千葉・習志野CC)もある。タイガー・ウッズ、松山英樹も参戦する。盛り上がる舞台は整った。

 いま、日本のスポーツ界全体が活気づいている。先日スイスで開催されたバドミントン世界選手権では日本勢のメダルラッシュ。世界柔道選手権も東京で始まった。9月には日本でラグビーのワールド杯が開催され、来年は東京五輪…。ゴルフもチャンスを逃してはならない。(産経新聞特別記者 清水満)

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