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あおり運転対策 ドラレコ販売、前年の倍 日産は「SOSコール」搭載

 あおり運転の摘発増加を受け、万一の被害に備えて対策を講じるドライバーが増えている。茨城県の常磐自動車道で8月に起きたあおり運転殴打事件が繰り返し報道されたこともあり、ドライブレコーダーの販売は急増。自動車メーカーも緊急時の対策に力を入れる。

 カー用品大手のオートバックスセブンでは、あおり運転殴打事件が発生した後の8月中旬から8月末までに販売したドライブレコーダーの台数が前年同期の2倍になった。

 担当者は「特に後方から迫ってくる車や車内の状況も撮影できる高機能品の人気が高い」と話す。

 日産自動車はドライブレコーダーではなく、運転席から手が届く天井部にあるボタンを押すと、オペレーターとの通話や警察への通報ができる「SOSコール」を3月発売の軽自動車「デイズ」にオプションで搭載できるようにした。

 事故や急病の際の使用を想定した機能だが、自動で車の位置情報も発信でき、あおり運転に遭った場合も使える。

 日産の広報担当者は「電話ができない状態でも通報でき、安心して運転できる」とアピールする。

 警察当局によるあおり運転の取り締まりで多く適用されているのが道路交通法の「車間距離保持義務違反」。2018年の同違反での摘発は17年の1.8倍に当たる1万3025件で、うち9割は高速道路上だった。

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