サービス

百貨店に集う大人の食事 大阪でフードホール戦争

 大丸松坂屋百貨店の旗艦店、大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)が20日、リニューアルオープンする。約3年かけ、店舗内容をほぼ一新。目玉の一つが、フロアで購入した食材とお酒を楽しめる「フードホール」だ。いわば大人版フードコートで、大阪では「キタ」を中心にオープンが相次いでいた。ミナミにも拡大した格好で、食をめぐる新たな争いが激化しそうだ。(山本考志)

 ■購入食材を調理

 フランス産トリュフを使った料理に、ソムリエおすすめのワインを楽しむ-。大丸本館の地下2階にオープンする「心斎橋フードホール」だ。

 国内2店舗目となるフランスのトリュフ専門店、松阪牛、神戸牛の調理も可能な肉料理のバル、ソムリエが常駐し国内外の名酒を販売する店舗など計13店が出店。約350席の共用スペースで料理を楽しむ。営業時間は午後11時まで。価格帯はさまざまだが、1000円台半ばから3000円弱の店舗もあるなど通常のフードコートより高めだ。

 大丸は「大人の男女や年配の方にも楽しんでもらえる雰囲気とメニューを備えた」と胸を張る。

 郊外の大型商業施設に代表される従来のフードコートは、家族連れが買い物ついでに立ち寄り、手早くリーズナブルに食事するという利用のされ方が多い。

 一方、フードホールは大人を意識。都心部の百貨店や駅ビルなどに入り、比較的高価格帯のメニューもそろえる。フロアで購入した食材をその場で調理してもらえる店もある。

 ■高級感を前面に

 大阪では昨年、キタで開業が相次いだ。3月に阪急梅田駅の商業施設「阪急三番街」(同市北区)で「ウメダフードホール」が、4月にJR大阪駅ビルの商業施設「ルクア大阪」(同)で「ルクアフードホール」が開業。買った肉をバーベキューで楽しめるコーナーなど、食品販売とフードコートの融合が人気だ。

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング