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建て替えた大丸心斎橋店本館で内覧会 20日全面開業

 平成28年2月から老朽化に伴う建て替え工事が続いてきた、大丸松坂屋百貨店の旗艦店「大丸心斎橋店」(大阪市中央区)の本館が20日に全面開業するのを前に18日、関係者らを集めた内覧会が開かれた。歴史的価値のある近代建築を残しながら、最新のファッションブランドなどが多数出店しており、新旧の美を兼ね備えた新たな姿を見せた。

■約90年前の名建築ヴォーリズ様式を残し再現

 同店によると、本館は地下2階から地上10階まで全12フロアあり、関西初進出の41店を含む計368ブランドが出店。売り場面積は約4万平方メートルで、建て替え前に比べ約3割増床した。本館機能を担ってきた北館は15日に休館。令和3年春までの改装を経て若者向けの商業施設「パルコ」が入り、本館の2~10階とつながるという。

 本館の外観は米国出身の建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で、昭和8(1933)年に完成した旧本館の様式を残し、1階のエレベーターホールやシャンデリアも完成当時の様子を再現。百貨店の顔とも言える同階の化粧品売り場は、クラシカルな内装と未来的な鏡面天井を組み合わせた。

 2~6階のファッションフロアは、性別や年代ではなく、高級ブランドや最新トレンドなどのテーマごとに分かれ、テナント側がレイアウトや品ぞろえを工夫する形態を大幅に採用。地下2階の「心斎橋フードホール」は、トリュフ料理専門店や肉料理専門のバルなど13店の料理を共有スペースで楽しめ、スマートフォンで注文や決済ができる。

 同店の西阪義晴店長は新たな本館について「歴史ある建築を国内外の人々に見ていただきたい」とし、今後の店づくりについては「訪れた人々の物語の舞台になるような店を目指していく」と意気込んでいた。

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