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「日本ワイン」好調、生産増へ 品薄ウイスキー教訓、数年後を見据え布石
メルシャンの日本ワインブランド「シャトー・メルシャン」の1~8月の販売数量は前年同期比30%増。中でもブドウの産地と品種を表示するカテゴリーは7割増と急伸した。日本ワインが海外のワインコンクールで高い評価を得ていることも販売の追い風になっているとみられる。
アサヒビールの日本ワインブランド「サントネージュ」も1~8月は31%増の5000ケース(720ミリリットル12本換算)を売り上げた。アサヒは6年後の販売数量2万ケース達成に向けて生産体制を強化。25年に自社畑を10ヘクタールとする目標を掲げる。サッポロビールや、キッコーマン傘下のマンズワインも生産能力を引き上げる計画だ。
一方、サントリーワインインターナショナルは昨年の売り上げが29%増と急伸したが、ウイスキー同様に品薄に陥り、今年は前年比5%減の計画を組む。3年後に16年比で2倍の栽培面積へと引き上げることを目指し、農業生産法人や行政との連携を進めている。(日野稚子)