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“瞬間移動”を来春にも提供開始、ANAホールディングス

 ニューミーには目と耳、足の機能しか備わっていないが、将来的には触覚や嗅覚を伝えるセンサーや屋外を移動できる高性能な足も備える方針という。

 片野坂氏は、アバターの機能の将来について、「2025年までに介護士と同じ動き、30年には人間が行けない所で活躍するレスキュー隊の活動、40年には(操作は不要で)頭で考えただけでりんごなどを取ってきてくれる能力。50年には触覚だけでなく、味覚も含めて人間の感覚すべてを備えるようになる」と述べた。

 航空大手として物理的な移動を提供しているにも関わらず、仮想的な移動に注力していく狙いについて、片野坂氏は「航空機の利用者は全世界77億人の6%しかいない」と指摘。その上で、「病気などで移動が困難な人も含めてすべての人が物理的な制限を超えてつながる世界は、飛行機を飛ばすのと同じぐらい重要だ」と言葉に力を込めた。

 ただ、同社関係者は「現在のアバターではあくまで仮想的な体験ができるだけなので、アバターを利用してもらうことで、航空機の利用による実際の移動や観光をアピールする狙いもある」とも述べた。

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