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カマンベール食べ認知症予防 明治などがヒト対象試験で可能性を示唆

 食品大手、明治と桜美林大、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの共同研究グループは、軽度認知障害の高齢者において、カマンベールチーズ(白カビ発酵チーズ)の摂取が認知機能との関連が報告されているBDNF(脳由来神経栄養因子)を上昇させることを確認した。

 これまでもカマンベールチーズ摂取による認知症予防効果を示唆する基礎的な研究成果は報告されていたが、今回は世界初のヒトを対象とした試験で、カマンベールチーズ摂取による認知症予防の可能性を示唆した。

 実験では、東京都に居住する軽度認知障害と判断された70歳以上の女性71人を2グループに分け、カマンベールチーズとプロセスチーズをそれぞれ1日2ピースずつ、3カ月間摂取し、血中のBDNFの濃度を測定した。その結果、カマンベールチーズ摂取時には、血中のBDNFの濃度が高い値を示した。

 BDNFは、鬱病やアルツハイマー型認知症、記憶・学習などの認知機能との関連性が報告されており、加齢とともに低下することが報告されている。

 6日に開かれたメディア向け説明会では、桜美林大学老年学総合研究所の鈴木隆雄所長らによる基調講演や座談会が行われ、認知症に関し、いかに早い段階から予防を意識するかが大切だとの指摘があった。

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