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大阪都構想、庁舎は「間借り」 経済効果1.1兆円に疑問も
維新は都構想の効果を裏付ける資料として評価するが、一橋大の佐藤主光(もとひろ)教授(財政学)は「U字カーブは平成の大合併の議論で用いられた手法。自治体の分割議論に当てはめるのは乱暴だ」と批判。そのうえで「特別区移行に伴い市から府に移管される仕事があるのに、それが歳出に反映されていない」と指摘した。
住所表記も論点
課題を残しつつも骨格は固まり、今後はより詳細な制度設計に入るが、市民に身近な「住所表記」も論点として残る。
昨年4月に公表された素案では、特別区の名称に続き、現在の行政区名と町名を表記する形が提案された。たとえば「大阪市住之江区南港北」は「大阪府中央区住之江南港北」といった具合だ。
ただ、この方法だと「大阪市住之江区住之江」は「中央区住之江住之江」となり、地名の連続が生じてしまう。その場合は行政区名を除いて「中央区住之江」と整理することが検討されている。