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企業トップ人事、2020どうなる? ドコモやホンダなどに交代観測

 米中両大国の対立激化など経営を取り巻く環境が大きく変わる中、2020年の主要企業のトップ人事を占った。NTTドコモや住友生命保険の社長交代の観測が浮上し、シャープやNECも後任にバトンタッチする可能性がある。

 任期4年での社長交代が続いているドコモは、吉沢和弘社長(64)が20年6月で就任4年となる。後任は辻上広志副社長(61)が有力視されている。

 住友生命保険は4月から新たな中期経営計画が始まるのに合わせ、6年ぶりのトップ交代が濃厚。橋本雅博社長(63)の後継として栄森剛志執行役常務(55)や高田幸徳執行役常務(55)らが取り沙汰されている。損害保険大手MS&ADホールディングスも在任6年を迎える柄沢康喜社長(69)が交代するとの見方がある。

 シャープの戴正呉会長兼社長(68)は3月末で社長職を退任する意向を示している。後継レースには生え抜きの野村勝明副社長(62)やソニー出身の石田佳久副社長(60)らの名前が挙がるほか、外部からの抜擢(ばってき)も視野に入れる。20年度に現中期計画が終了するNECでも新野隆社長(65)が後進に道を譲る可能性がある。6月で在任8年となるパナソニックの津賀一宏社長(63)も交代時期を探る。

 ホンダは八郷隆弘社長(60)が6月で就任5年を迎える。四輪事業の収益力向上が課題となる中、子会社の本田技術研究所社長を兼務する三部敏宏常務執行役員(58)にバトンを渡す可能性がある。

 東京電力ホールディングスは年明け以降、17年に策定した経営再建計画の改定作業が本格化する見通し。日立製作所出身の川村隆会長(80)は年齢などを理由に交代するとみられ、複数の後任候補がささやかれている。

 証券業界では、6月で在任5年となる日本取引所グループ(JPX)の清田瞭最高経営責任者=CEO=(74)や、4月で就任丸4年となるSMBC日興証券の清水喜彦社長(64)の去就が注目される。

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