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CESでパナが4K超える高精細のVR端末を発表 21年の商品化目指す
パナソニックは、高精細の映像や高音質で没入感を高めた眼鏡型の仮想現実(VR)端末を開発したと発表した。高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムの普及で増えるとみられるVR端末によるスポーツ観戦などでの需要を見込む。
世界最大の家電IT見本市「CES」に出品。2021年の商品化を目指す。
4Kを超える高解像度で、画面の明暗や色合いを鮮明に表現する技術「ハイダイナミックレンジ(HDR)」に対応。この高機能と、眼鏡をかけるような装着感を両立した小型化端末は「世界で初」とアピールした。
ウエアラブル端末の部品を手掛ける米国企業などと共同開発した。CESではVRや拡張現実(AR)が主要テーマの一つとなっている。(ラスベガス 共同)