業界団体だより
関西遊商、近畿2府4県へ車椅子を寄贈
全国遊技機商業協同組合連合会(会長・林和宏氏)所属の関西遊技機商業協同組合(関西遊商、理事長・小西哲也氏)は2019年12月13日から順次、近畿2府4県の各社会福祉協議会に対し車椅子を寄贈。23日には大阪市中央区の大阪社会福祉指導センターで寄贈式を行った。車椅子の寄贈は8年目を迎える。
19年は合計40台を寄贈。各県の内訳は大阪府が10台、兵庫県が8台、京都府が7台、滋賀県と奈良県と和歌山県がそれぞれ5台ずつとなっている。
車椅子は利用者が自分で後輪タイヤを回しながら移動する自走式と、介助者が押して移動する介助式の2種類が選択でき、あらかじめリクエストを募ったところ、自走式17台、介助式23台の購入に至った。車椅子各台にはクッションも合わせて取り付け、利用者の負担を軽減するなど配慮した。
式典に出席した大阪府社会福祉協議会の田中進常務理事はあいさつで、共生社会の推進には障害者や高齢者が地域とつながることが大切だと指摘。「車椅子という移動手段が彼らの社会参加を助長する。われわれも積極的に活用していきたい」と述べた。