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リニア問題で国交省、静岡県の5条件容認姿勢 鉄道局長が川勝知事と会談

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題で、国土交通省は12日、新たに設ける有識者会議の進め方について静岡県が国に提出した5項目の条件を大筋で容認した。この日午前、同省の水嶋智鉄道局長らが県庁を訪れて川勝平太知事と意見交換しており、その中で方針が示された。同日午後の定例会見で川勝知事が明らかにした。

 一方で、県が強く要望している環境省や農林水産省の参画については「調整中だが困難ではないか」との見通しが示されたとみられる。

 県は国の新会議について、全面公開する▽議題は全47項目とする▽会議の目的は国土交通省によるJR東海への指導とする▽委員選定は中立公正とする▽座長の中立性を確認する-という5項目の開催条件を国に提示している。

 川勝知事によると、会談の中で水嶋局長は県の要望をほぼ受け入れる姿勢をみせた。ただ、▽会議の公開範囲は報道陣などを想定しており一般公開はしない、▽議題は国が絞り込んだ2項目を優先する-などと国側も細かい条件を付けており、この日の会談では川勝知事と水島局長との間で互いの条件をすり合わせる細かい調整が行われたもようだ。

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