登板

スカイマーク新社長の洞駿氏 次世代リーダー育成に尽力

 官僚時代は国土交通省航空局長などを務め、退官後は全日本空輸に移り同社の経営に携わった。平成30年からスカイマークの非常勤顧問を務めてきた。同社社長への抜擢(ばってき)には、「びっくりしたのが正直な気持ちだ」としつつも、「航空業界の各分野に知識を持ち、関係者とのつながりがある」と自負する。

 「重要な会議は出席してもらい、そのたびに的を射た意見をいただいた」。佐山展生(のぶお)会長は洞氏に社長就任を打診した理由をこう説明した。洞氏は、長年航空業界に携わった経験から「一人では何もできない業界だ」と指摘する。「行政、航空会社それぞれが自分の役割を果たし、全体として航空サービスを提供する関係にある」と語った。

 昭和22年生まれの72歳。「高齢者だが幸いにして今のところ健康だ」と述べる。「体力、気力が続く限り、スカイマークに尽くすことがこれまで多方面から受けた恩に報いる」との決意だ。同時に、次世代のリーダー育成や人材確保に力を注ぐ。「一段落したら、当然、若い人にどんどん引き継いでいく」として、「航空業界全体の課題解決や発展に力を発揮していきたい」と抱負を語った。(岡田美月)

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