金融

農林中金が本店移転 職員集約狙う

 農林中央金庫(農林中金)は3日、2022年をめどに東京・有楽町に置く本店を近くの大手町に移転すると発表した。東京都内に点在する本部機能を担う職員を集約するのが狙い。移転に加え、今年3月末に全国17営業所を廃止し、年間約20億円の施設関連費を削減する。現在の本店ビルは第一生命保険と共同で所有しており、保有部分の土地と建物を同社に売る。移転先は三井不動産が建設中のビルで、最大2200人が働ける一部のフロアを買い入れる。売却額、購入額とも非公表。

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