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元ウーバー幹部、裁判で罪認める グーグル自動運転技術盗む

 米配車大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転開発部門の元幹部、アンソニー・レバンドウスキー被告が、米グーグルから自動運転技術に関する書類を盗んだ罪を認めたことが19日、分かった。ロイター通信などが裁判所の文書を基に報じた。

 レバンドウスキー被告は自動運転技術を発展させたことで知られる。起訴時は否認していたが、一部の起訴事実を認め、最長30カ月の実刑を受け入れることに同意した。裁判所がこの申し立てを受理すれば、判決を言い渡す見通し。

 検察側は、レバンドウスキー被告が2015~16年、グーグルを退職して新しい会社の立ち上げを決めた後に自動運転技術に関する文書を盗んだとして起訴した。ウーバーは同被告の会社を買収した。

 グーグルの自動運転車開発部門として分社化したウェイモは17年、ウーバーを提訴。翌18年に両社は和解した。(共同)

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