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国立最寄り駅リニューアル JR千駄ケ谷に新ホーム

 東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場の最寄り、JR中央・総武線の千駄ケ谷駅(東京都渋谷区)で、22日始発から新宿方面専用ホームの運用が始まった。使われていなかったホームを改修し、エレベーターやエスカレーターも設置した。これまでは1つのホームで上下線の列車に対応していた。

 JR東日本は、大会に合わせ鉄道利用が増えると見込み、都心のJR各駅でリニューアルを計画。千駄ケ谷駅も国立競技場の観客をスムーズに輸送しようと改良工事を進めていた。21日には原宿駅の新駅舎がオープンするなど、大会が近づき続々と体制を整えている。

 JR東によると、千駄ケ谷駅は平成30年度の乗車人員が1日約1万7千人で、大会中は大幅に増える見込みだ。猛暑や混雑のため体調不良になる利用客が出るのを想定し、看護師の配置や病院にいる医師とやりとりできるテレビ電話の設置を検討する。

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