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主力ビールを改良 ライザップ協業も オリオンビール中計

 オリオンビール(沖縄県浦添市)は、2020~22年度の中期経営計画を策定した。主力商品「オリオンドラフトビール」を約5年ぶりに改良して名称を「オリオン ザ・ドラフト」に変えて今年6月9日に発売することや、フィットネスクラブ運営のRIZAP(ライザップ)と提携した健康を意識したアルコール飲料の導入が柱。

 野村ホールディングスと米投資ファンド、カーライル・グループによる買収で新経営陣が発足後、初の中期計画となる。オリオンの早瀬京鋳社長は「沖縄の代表的な企業として、透明性を持って県民の期待に応えていきたい」としている。

 市場調査でドラフトビールに対して「品質が良くないと思われている」との声が多かったため、ザ・ドラフトはより飲み応えのある味に変え、品質の強化を目指す。

 ライザップとの提携商品は、ともに糖質ゼロの缶入りハイボール、缶酎ハイの発売を予定している。4月下旬に商品の詳細を公表する計画だ。

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