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夏でも快適なひんやりマスク 山形のニット・ワイズが発売、冷気長時間持続

 山形県山辺町のニットメーカー「ニット・ワイズ」が、保冷剤を内部に入れたマスクを発売した。新型コロナウイルス対策でマスク着用が求められる中、暑い夏でも快適に使えるという。同社は3月から、自動販売機で4度に冷やしたマスクを発売していたが冷気が持続しなかった。今回は長時間持続する改良版だ。

 マスクの両頬部分にポケットがあり、4個の保冷剤入り。1~2時間は、ひんやりとした感触が続くという。布製で、冷凍庫で冷やせば繰り返し使える。14日から販売を始めると、早速購入申し込みが相次いでいる。

 「ずっと冷たさが続くマスクが欲しい」という声を受けて考案。夏の暑さを想定し、サウナに通って冷え具合を何度も確認しながら開発を進めたという。後藤克幸常務(53)は「これまでどこにもなかったマスク。完璧ではないが、暑さ対策に有効活用してほしい」と話している。

 山辺町の自販機のほか、全国の新聞社が作る通販サイト「47CLUB」で、1300円で購入できる。

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