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車名別新車販売 N-BOXが上半期首位独走

 2020年上半期(1~6月)の車名別国内新車販売台数は、ホンダの軽自動車「N-BOX」が前年同期比22.7%減の10万1454台で首位となった。広い室内空間と安全機能が評価され、単月ベースでも7カ月連続のトップと高い人気を維持した。新型コロナウイルスの影響による営業自粛などで、全体の販売台数は低調だった。

 上半期の2位はスズキの「スペーシア」、3位はダイハツ工業の「タント」で軽が1~3位を占めた。販売台数はそれぞれ27.2%減、23.9%減だった。4位はトヨタ自動車の小型スポーツ用多目的車(SUV)「ライズ」で、コンパクトな車の人気が高い。昨年9月に新型車が投入されたトヨタの主力車種「カローラ」は、19.6%増の5位と堅調な売れ行きだった。今年2月にモデルチェンジしたホンダの小型車「フィット」も11.0%増と伸ばし7位だった。

 6月単月では、日産自動車が国内で約1年ぶりの新型車として3月に発売した軽「ルークス」が5位に入った。

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