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キリン、ラガーを10年ぶりに改良 酒税法改正見据え

 キリンビールは7日、主要ブランドの「キリンラガービール」を10年ぶりにリニューアルすると発表した。7月中旬に製造の缶ビールから順次入れ替える。10月から段階的に始まる酒税法改正でビールは減税となることから、主力商品の改良でビール市場の注目を高めたい考えだ。

 キリンラガービールは、明治21(1888)年にキリンビールの前身企業が「キリンビール」として発売。昭和63(1988)年に今の名称に変更した。今回のリニューアルでは中身とパッケージを変える。

 仕込み工程では酸味を抑えるよう工夫。爽やかな香りと苦みが特徴のドイツ産ホップを増量し、飲み応えのある味に仕上げた、という。

 パッケージは伝統的なデザインを継承しつつ、より深みのある赤を使い、中央の商品名は「LAGER BEER」から「KIRIN LAGER」に変更する。

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