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ラオックス赤字139億円 訪日客減、6月中間決算

 総合免税店のラオックスが14日発表した令和2年6月中間連結決算は、最終損益が139億円の赤字(前年同期は31億円の赤字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大で訪日外国人客が激減したことが要因。免税店の展開を始めた平成21年以降、6月中間期として過去最大の赤字という。

 店舗閉鎖に伴う損失や、希望退職者への特別退職金などを特別損失として計約87億円計上した。売上高は前年同期比37・5%減の379億円だった。

 正社員や契約社員を対象として7月に募集した250人程度の希望退職に対し、114人が応募したことも発表した。

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