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テスラが電池原料を自主生産 低価格EV実現へリチウム採掘権を確保

 米電気自動車(EV)大手テスラが、米ネバダ州で独自にリチウム採掘の権利を確保したことが、複数の関係者の話で明らかになった。

 それによると、同社は同州南西部の粘土鉱床からリチウムの抽出を目指すサイプレス・デベロップメントの買収を目指し数カ月間協議を行っていたが、合意に至らず、買収計画を断念した。

 テスラはバッテリーのコストを50%削減する目標を掲げており、マスク最高経営責任者(CEO)は先週、ネバダ州で自らリチウムを抽出する計画の概要を示していた。

 粘土からのリチウム抽出は難しくコストがかかる。この方法で採算が取れる量の生産に成功した企業はない。しかしテスラがバッテリーのコストを引き下げて2万5000ドル(約260万円)のEVを投入する計画では、リチウム採掘が中心を占めている。

 マスク氏は先週、ネバダ州でリチウムが豊富な粘土鉱床約4047万平方メートルへのアクセス権を確保したと明らかにし、新たな「極めて持続可能な方法を用いてリチウムを抽出する計画だ」と投資家に語った。(ブルームバーグ Yvonne Yue Li、David Stringer)

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