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首都圏の百貨店、営業時間の短縮を相次ぎ発表

 政府による緊急事態宣言の発令決定を受け、百貨店各社も7日、首都圏1都3県(東京、埼玉、神奈川、千葉)の飲食フロアの営業時間を短縮するなどの措置を相次いで発表した。

 三越伊勢丹ホールディングスは8日から、伊勢丹新宿本店や三越日本橋本店など6店舗の営業時間について、レストランは長くても午後8時までとするほか、それ以外の売り場もこれまで午後7~8時だった閉店時間を午後7時に統一すると発表した。

 高島屋は首都圏7店舗のうち、一部で閉店時間が午後8時以降だった横浜店の営業時間を8日から、全館午後8時までとしたほか、ショッピングセンターの一部専門店についても30分~2時間繰り上げる。

 J・フロントリテイリングが運営する大丸松坂屋百貨店も8日から、大丸東京店の営業時間を全館で午後8時までと決めた。

 そごう・西武も8日から、西武池袋本店など8店舗を対象に、午後10時までだったレストランの営業時間を午後8時までに短縮し、酒類提供は午後7時までとする。そのほかの売り場の閉店時間も午後7時半に前倒しする。

 松屋は銀座店について午後10時のレストランの閉店時間を8日から午後8時に変更。生活必需品などを扱うフロアでは現状の午後8時を維持するが、それ以外の売り場では12日より1時間早めて午後7時に閉店する。浅草店は8日から閉店時間を全館午後8時から午後6時とする。

 東武百貨店は8日から池袋本店と船橋店のレストランと一部売り場について、午後9~10時だった閉店時間を午後8時に統一する。酒類の提供については売り場のイートインも含めて、午後7時までとする。

 小田急百貨店は新宿店のレストランのほか町田店のレストラン、専門店エリアの閉店時間を8日から午後8時に前倒しする。京王百貨店も8日から、新宿店の営業時間を全館午後7時までとした。

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