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見本市「CES」、初のオンライン開幕 在宅対応など最新技術披露

 世界最大級の家電IT見本市「CES」が11日、オンライン形式で開幕。米西部ネバダ州ラスベガスで例年開かれていたが、今年は新型コロナウイルス流行により初のオンライン開催となった。出展企業は健康、医療や在宅での過ごし方などコロナ禍に対応した最新技術を披露する。出展社数は1900社以上の見通しだが、前年の約4400社よりは大幅に減りそうだ。

 日本企業ではキヤノンがデジタル技術を使った新たなスポーツ観戦法やリモートワークの方法を提案する。パナソニックは仮想現実(VR)に対応した眼鏡型端末を紹介。オムロンは米国で展開する高血圧患者向け遠隔診療の成果を示す。

 テレビ関連では、ソニーが高画質の新型を展示する。中韓勢も新型のディスプレーを出展する見通し。米グーグルなどIT大手が個人情報の利用の在り方について話し合う催しもある。

 一方、トヨタ自動車やホンダ、日産自動車、三菱電機、積水ハウスなどは出展を見送った。

 オンラインでは協業を見込める相手と直接会って話せないことなどが理由だ。米国が制裁対象とした中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)も出展しない。

 CESのデジタル会場への入場は有料なため、独自にウェブサイトを設けて展示内容を無料公開する出展企業もある。パナソニックは東京都内で招待客限定の催しを開く。

 CESは15日まで。昨年は約17万人が来場した。

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