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九電子会社、来月上旬に開始 潮流発電の大規模実証運転

 九州電力の子会社で再生可能エネルギー事業を手掛ける九電みらいエナジー(福岡市)は、長崎県・五島列島沖の潮の流れを利用した発電事業に用いる発電機を公開した。実用化に向け、国内初となる大規模な実証運転を2月上旬から始める。

 同社によると、太陽光や風力などの再生エネルギーは気象に左右されるが、潮流発電は天候の影響を受けず台風などの災害にも強い。潮の流れは予想しやすく、安定的に発電ができる。

 今回の実証は環境省の委託事業で、出力500キロワットの発電機を奈留島と久賀島の間の水深約40メートルの海底に設置する。長さ約8メートルのブレード3枚が潮の流れを受けてタービンを回転させ発電する。同社が発電機の安全性や周辺海域への影響などを確かめる。

 同社の寺崎正勝常務は「潮の流れで電気ができるということを広く周知したい」と話している。

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