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健康志向追い風に大豆ミート商品が続々登場 政府も需要喚起検討

 植物由来の大豆ミートを使った商品が続々と登場している。肉に比べてカロリーが低いのが特徴で、消費者の健康志向を背景にスーパーやコンビニなどが商品化を進めている。国も世界的に需要が拡大する食肉の代替品として注目している。

 大豆ミートは大豆を使って肉と同じような味や食感にした加工品。欧米で健康や宗教上の理由から肉を食べない人たちを中心に広がり、最近は日本でも関連商品が増えている。

 セブン&アイ・ホールディングスは昨年12月から「セブンプレミアム 大豆ミートと牛肉のハンバーグ」(税抜き298円)の販売を傘下スーパーのイトーヨーカドーなどで始めた。大豆ミートに牛肉を加えてジューシーな味わいを実現。デミグラスソースとトマトチーズソースの2種類をそろえた。「今後も新商品を検討する」(広報)という。

 コンビニではローソンが大豆ミートにひよこ豆などを合わせたチリビーンズ(税込み228円)を販売するなど、各社が新商品を投入している。ドトールコーヒーは、全粒粉入りのパンで大豆ミートのハンバーグをサンドした商品(税抜き328円)を発売。食べ応えがあり、担当者は「売れ行きは好調」と話す。運営するドトールコーヒーショップで販売している。

 農林水産省も食肉に代わる低カロリーのタンパク質として大豆ミートに関心を寄せており、消費拡大策を今後検討する。「多様化する消費者の価値観に対応した食品」(担当課)として、食育活動などを通じて需要を喚起する方針だ。

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