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コンビニ7社売上高4.5%減、10兆6608億円 初の前年割れ

 日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した主要コンビニ7社の2020年の全店売上高は前年比4.5%減の10兆6608億円となった。データを公開している05年以降、前年割れは初めて。19年までは過去最高額を更新し続けたが、新型コロナウイルス感染拡大で一変した。外出自粛や在宅勤務の普及によりオフィス街や観光地の店舗で来店客数が低迷した。

 既存店売上高も4.7%減の10兆1580億円となり、3年ぶりに減少した。20年末の店舗数は5万5924店舗で、2年ぶりに増加した。

 昨年1、2月の全店売上高は前年同月の実績を上回って推移していたが、3月以降はコロナの流行で前年を下回った。特に緊急事態宣言が発令された4月は10%を超える大幅下落となった。

 その後は政府の消費刺激策「Go To キャンペーン」を背景に外出する人が増え、観光地の店舗では販売が持ち直す動きもあった。ただ、感染者の急増に伴い下落率は再び拡大した。

 年間来店客数は全店ベースで10.2%減の159億173万人だった。下落率は過去最大だった。

 一方、住宅街の店舗を中心に「巣ごもり需要」で生鮮食品や総菜などが好調だった。まとめ買いする客も多く、客単価は6.4%上昇した。

 同時に発表した20年12月の全店売上高は前年同月比で3.3%減の9378億円、既存店売上高は4.0%減の8988億円だった。

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